「なりたくない」は魔法の言葉

人はなれないものに対して、「なりたくない。」という言い訳をする…。

こんにちは、自然と宇宙と100円ショップを愛する箱庭アーティスト理恵です。

私にとって、この「なりたくない。」という言葉は自分の本当の気持ちがわかる魔法の言葉です。

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たとえば、私は介護の仕事で他人のオムツ替えをしていました。


オムツ替えをしながら、心の中で
「私は、人にオムツを替えてもらうようにはなりたくない。」
という思いを持っていました。


でも、そんな思いを持ってしまうことに罪悪感も感じるのです。


「そんなことを思っちゃいけない!!!」って。

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なぜ、自分の中にこのようなことが起こるのだろうと、考えていました。

私は、オムツ替えをするのがやっぱり嫌なのか?とも考えました。


自分も同じ立場になるかもしれないと思うからか?とも考えました。

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でも、もう一つ気づくこともありました。


オムツ替えをさせてもらいやすい人がいるのです。


オムツ替えをさせてもらうことで、逆にこちらがなにかしてもらったような気になるのです。

これが子どものオムツ替えなら、あたりまえと思ってやっているので気づけませんでした。


ということは、私は無意識にオムツの使用ということに関して、大人と子どもを区別して見ていたということです。

これに気づいてから、子どものオムツ替えのときも癒されている自分に気づけました。

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私は、そんな経験をする中で一生懸命に自分の心と正直に向き合おうとしていました。


すると、ある日、自分の心が教えてくれました。

「なりたくない。」っていうのは、自分が「こんな人にはなれない。」って思っているからだ…。


でも、オムツ替えをさせてもらったときに感じた心地よさは、私に
「こんな風になりたい。」と確かに思わせていました。


それは決して、オムツを履きたいということではもちろんありません。


人にオムツを替えてもらっても、こんなにも人を癒せる人に私はなりたい。と、思ったのです。


でもそれは、なかなかできることではありません。


その人は、人間として本当に器の大きい人なのです。

人間としてまだまだ自分の器に自信がない私は、「なりたくない。」と思うことで、自分に言い訳をしていたのだと気づきました。

貧乏になりたくない。

病気になりたくない。

不細工になりたくない。

嫌われる人になりたくない。

それは、貧乏だと幸せな人にはなれないと思っているから。
それは、病気だと幸せな人にはなれないと思っているから。
それは、不細工だと幸せな人にはなれないと思っているから。
それは、嫌われると幸せな人にはなれないと思っているから。

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この想いが入ったままの、自分の器をひっくり返すことができれば、苦しみを捨てることができます。


ひっくり返す力と、今入っているものを受け入れてくれる場所が必要だと思いました。


「なりたくない。」を「なりたい。」に変えていければ、
人は皆、誰もが幸せになれる。

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