I love music!
感動で人は動く。
文化への敬意とは、そこに関わる人々をリスペクトするということだ…。
音楽大好き!歌うことが大好きな箱庭アーティスト、理恵です。
久しぶりに大阪城ホールに行ってきました。
大好きなアーティストさん達がたくさん出演するイベントでした。
帰ってからも興奮冷めやらず…。
最近思うところあって、封印していた晩酌を解禁してしまうほど、テンションが上がってしまいました…。
「ぷはぁ~っっ!!」
音楽の力というものはものすごいな…としみじみ思います。
言葉には限界がある、でも言葉を音に乗せた瞬間、それは無限に広がっていくのを感じます。
私はLIVEが大好きです。
LIVEの時の全体との一体感が心地良いなと思います。
ですが、それとは違った別の楽しみ方をしている自分にも気が付きました。
音楽を通して、その時心に浮かんでくることを感じていると、とても心地よいです。
その時は完全に、自分だけの世界に浸ってしまいます。
音楽療法というセラピーがあります。
音楽を聴いて、内面世界を思い起こすというものです。
「想起療法」ともいわれるセラピーの一つです。
音楽療法には二つの種類があります。
「能動的」なものと「受動的」なものです。
能動的音楽療法は、自分で楽器を演奏したり
、歌を歌うというやりかたです。
受動的音楽療法は、主に音楽を聴くということですね。
コンサートや音楽のLIVEイベントは、これらを組み合わせたグループセラピーであるとも言えますね。
なぜ、音楽が人を癒すのに効果をもたらすのかというと、それは人間の脳の構造にあります。
人間の脳は、3つの部位に分かれており、それぞれの機能によって役割が分かれています。
一番外側の「大脳新皮質」は主に理性や知性を。
一番内側の「脳幹」は生命維持を担う役割があります。
そして、それらの間にある「大脳辺縁系」は本能や感覚を司る脳で、「旧皮質」ともいいます。
音楽は理屈ではなく、感情・本能という役割を持つこの旧皮質にダイレクトにアプローチがかかるために、心に響いてくるのです。
感情を音楽によって表現することで、心の浄化が行われるのですね。
失恋したときに、カラオケで思いっきり泣ける歌を歌いまくったりする行動なども当てはまると思います。
逆に、音やリズムの質をかえることで、気分を高めたり、静めたり、自分の感情をコントロールできたりもします。
これは「同質の原理」といって、たとえば暗めの音楽はいわゆるマイナーと呼ばれる音を主に用いたりしています。
それに対して、メジャーという音を用いると、明るいポップな音楽になります。
また、リズムに関しても、アップテンポとスローテンポがあります。
これは、人間の呼吸と一緒で、うれしかったり、楽しかったり、元気な時は興奮して呼吸も早くなったりしますね。
安心してリラックスしている時は、呼吸もゆっくりで穏やかになっていると思います。
…と、このように、音楽を理屈で説明していること自体が本末転倒な気がしないでもないですが…。
人間とは、このような矛盾をいくつも抱えて生きていくのです。(笑)
私の大好きなアーティスト、奥田民生さんが今回歌ってくれた曲が大好きです。
いつも僕はひとりきり 明日のために寝るだけ
眠ることしかできない せめて夢の中ででも
「働く男(作詞 奥田民生)」より抜粋。
無意味なことに意味を持たせるのが人生だ!!!