美しいひとたちへ
祝日に息子とデート、小さな恋人との幸せな時間を堪能する母、理恵です。
癒しのセッションやワークショップがたくさんある「Loveハーモニー」というイベントに遊びに行ってきました。
お目当てはやっぱり箱庭。
親子で一緒に楽しみました。
お家でやる箱庭とは、また違う感覚が味わえたようでした。
息子は最初、周りの様子を気にしていましたが、セラピストさんの受容的な雰囲気に安心して、箱庭づくりに精神を集中していました。
こんなに楽しそうなロボット君が来ても…。
目もくれず…。
私も自分がセラピストでなく、クライエントの立場でやる箱庭は、気持ちの入り方が違ってきます。
自分だけでは気づけないことも、セラピストさんの見守りの下で気持ちを語ることによって気づくことができます。
箱庭を作ることは、一人でも楽しむことができますが、セラピーとして行うのには、やはりセラピストの存在は不可欠です。
セラピストとクライエントの間の、母と子のような信頼関係を重視します。
自由で保護された空間の中で、守られながら自己治癒力(セルフヒーリング)が発揮されます。
自分の愛する箱庭を、息子が夢中でやっているのを見ていると、うれしくて感動してしまいました。
箱庭を楽しんだ後、他のブースものぞいてみようと思って歩いていると、あるブースにあった絵になんとなく惹かれました。
立ち止まると、作者さんと目が合いました。
そのまま自然と会話になり、ヒーリングをするヒーラーさんだとわかりました。
そして話をしていると、なんと共通の知人がいることがわかってびっくり!
不思議なご縁です。
せっかくなので、ヒーリングを受けさせていただきました。
始まってすぐ感じたのが自分の呼吸。
呼吸しながらヒーラーさんの掌の感触を感じていると、熱が伝わってくるのがわかりました。
そうしてしばらくやってもらっている時に、側で遊んでいた息子が私にドーンと頭でぶつかってきました。
その瞬間、地球に隕石がぶつかったようなイメージが浮かんできて、自分の身体が何か変化を起こしたような気がしました。
ヒーリングの間は、時間が止まったような感覚がありました。
そして終わってからは、身体も心も変化したように感じました。
軽くなった…というよりは、広がったみたいでした。
圧から解放されたので、軽くなった…という感じです。
ヒーリングをやってもらうのは、慣れていないと人前ではちょっと恥ずかしいかもしれません。
私はヒーリングをしてもらっている時は、だいたい目を瞑っていますが、自分はどんな表情をしているのだろうと思うと恥ずかしくなります。
理性と本能の間を行ったり来たりしているので、フッと理性にベクトルが向いたとき、口が半開きになっていたりします…。
私はお風呂でたまにセルフヒーリングをします。
自分を抱きしめるように両肩に触れて撫でてあげます。
首や頬、唇、頭もなでなでします。
自分で…。
気持ちが良くなると、自然と涙がこぼれてくることもあります。
これは、自己を満足させるために行っているという意味では、「マスターベーション」と言えるかもしれません。
私がヒーリングが人前で恥ずかしいかもと思った意味はそのためです。
私にとってずっと、癒されるということは、自分で自分を癒すことでした。
それは自分を愛することに繋がります。
でもそこに、長い間なぜかずっと罪悪感がつきまとっていました。
でも、ある時気づきました。
「自分を愛せない人は、他人も愛せないし、他人からも愛されない。」
それから勇気を出して自分を愛していこうと思いました。
そうしていくうちに「自分は愛されたかった。」ことにも気づけました。
「じゃあ、愛されてみよう。」と思いました。
だから、私はヒーリングをしてもらうことが大好きです。
そんな自分を受け入れると、ヒーラーさんの愛情を素直に受け取ることができるようになります。
愛情は目に見えないけれど、とても美しいです。
それを受け取った人は、どんどん美しくなっていくのだと思います。
すべての美しい人に、私が伝えたい言葉です。
「きみはきれいだよ。」