癒しマルシェに行ってきマルシェ・2
理恵でっす。
日曜日は、大阪市の本町で「第5回 癒しマルシェ」が催されました。
癒しマルシェは、いろいろなセラピーやヒーリングが一度に気軽に体験できるとっても素敵なイベントです!
私はこのイベントに、箱庭セラピーで出展させていただきました。(*^-^*)
このようなイベントに出展するのは初めてだったので、会場に着くとドキがムネムネ…じゃなくて、ムネがドキドキ…。
も~どっちでもエエわーってなるくらい緊張していました…。
ところで、私は緊張すると、ものすごく汗をかきます…。
それが嫌で、悩んでいた時がありました。
なぜそれが嫌だと思うのかというと、カッコ悪いと思っていたからです。
要するに、人からカッコ悪いと思われたくなかったのです。
そんな私は、自分に自信が持てず、いじけている状態。
そして、人の目ばかりを気にする自意識過剰な状態。
そんな時にもし、人からカッコ悪いと思われたら…。
自分はすごく傷ついて立ち直れないんじゃないだろうか…。
そんなふうに恐れていたのです。
でも、そのような心の状態が、ますますカッコ悪い私を作り出してしまうのです。
ここから抜け出すためには、カッコ悪い自分を受け入れる勇気が必要だと思いました。
過剰な自意識(自我)を捨て、自分が受け入れられるくらいに、シンプルに、コンパクトにするイメージが浮かびました。
「必要な分だけあればいい。
どんなものでも、ありすぎるのは良くない…。
でも、ないと困る。
だから、ほどほどに、今の自分に必要な分だけあればいいのだ。」
…と自分に言い聞かせてみました。
そうすることで、私は自分のカッコ悪さがあまり気にならなくなってきたような気がしています。
ブースをセッティングして、通路側と逆の椅子に腰かけると、他の出展者さんの様々なブースが目に映りました。
それぞれが個性的で魅力に溢れています。
お客さんとしてではなく、提供する者としての目線で見る景色は、いつもとは全然ちがう見え方がしました。
「あんなふうにディスプレイすると感じがよくなるんやな~。」
「お客さんが来てくれたら、ああいうふうに接客するんやな…。」
そんなことを考えながらのんびり座っていると、ふと、「まるで釣りをしているみたいだな…。」と思いました。
仕掛けて、待つ。
ただ待つのではなく、魚の泳ぐ水の中を想像しながら、楽しんで待つ。
私は釣りをしませんが、なぜかそんな気持ちになっていました。
そんな束の間の夢を見ていると、さっそくお客さんが来てくれました。
お母さんと男の子の親子連れでした。
一番最初のお客さんが来てくれた時の気持ちを、私はきっと忘れないだろうな…。
その後も、順調にお客さんは訪れてくださり、4名と親子2組の計6回のセッションをさせていただきました。
私は初めてのイベントをやりきった充実感と心地よい疲れを感じていました。
イベントの最後に、気になっていたブースに一つだけ行くことができました。
万華鏡アートリーディングというもので、なんだかとても惹かれるものがありました。
液体の中にいろんな種類のビーズが入っているいくつかのボトルの中で、気になるものを選びました。
木でできた特殊な形をした筒の端に、そのボトルをセットします。
反対側にある三角形の穴から光がある方をのぞくと、合わせ鏡に映ったビーズがいろいろな形に変化していくのが見えました。
とても美しく、私は恍惚として見入っていました。
「花火みたい。」
と私が言うと、セラピストさんが微笑んでくれて、私は再び万華鏡に吸い寄せられました…。
もし、万華鏡を通して毎日世界を見ていたら、どんなものでも美しく感じられるのだろうか…。
そんなことを思いながら、「今、生きている現実も、自分の眼でしっかり見つめていこう。」
と、心でつぶやく私がいるのでした…。