祈りのやり方④

理恵でっす。
③の続きでっす。

自分がその立場にたたないとわからないことがある、それが未熟な人間です。「この祈りが届いてくれないと困る」と心から思えるためには、自分事を外から見つめる経験が必要なのだと思います。

私は、前の夫と離婚してから、実の子どもと離れて生活をしています。いつも子どもたちを側で見守れる生活、今まで当たり前のようにあった家庭という居場所を失って初めて、私は家族や地域の人達に守られていたことに気づきました。大切なものを失ったという現実を、そしてこの人生を自分で選んだのだということを、長い間ずっと受け入れられないで過ごしていました。

そんなある時、私は聖書に出会いました。そして、イスラエルという国のことを生まれて初めて知りました。キリストが十字架にかけられた後に、ローマ帝国と戦った末に滅び、それから2000年も国がなかったユダヤ人達がゼロから砂漠に建国した国イスラエル。それにまつわる人々の歴史を学び、その凄まじい情熱と愛国心を想像したとき、何もかもを失った自分の姿が重なり、その魂の祈りが私の心に伝わったのを感じたのです。

聖書という本の存在や、イエス・キリストの名前くらいは聞いたことがありましたが、正直なところ、こんなに有名な本と人物のことを、私はよく知らずにいました。聖書は難しい宗教の本だとばかり思っていましたが、全くそうではありませんでした。
私にこのことを教えてくださったのは赤塚高仁先生でした。
赤塚先生を初めて見たのは、先生の御著書が出版されている、きれい・ねっとの2017年の感謝祭に出席させて頂いた時でした。
先生に出会ってから、先生のお話を聞き、先生の御著書を読み、聖書の言葉に触れていくうちに、真実とは何か?本当の自分の姿は見えているのか?ということを深く考えるようになりました。

自分の姿、それを見るために人がする行動は、鏡を見ることですね。「相手は自分の鏡である」ということを聞いたことがある人は多いと思います。自分の周りにいる人たちをよく見てください。その中には、対立する考えを持った人や真逆の環境にある人はいますか?私は離婚した前の夫が、私と真逆である、正に自分の鏡であったことに気づき、日本とイスラエルの関係がこれと全く同じだと感じました。

赤塚先生のよく言われる言葉があるのですが、とても美しい表現なので引用させていただきます。「魚に水が見えないように、鳥に空気が見えないように、日本人には日本が見えない」
イスラエルを学び、イスラエルから見る日本の姿こそ、今私たちが知るべき自分達の真実の姿であると知りました。

私は前の旦那さんと離れてから彼に感謝しか感じなくなりました。
これは本当です。そして、離れて生活をしてはいますが、親しい友達のように、私は今も彼と深く繋がっています。
もちろん子どもたちとも。

私の魂の灯火は、これまで何度も消えそうになりました。しかし、その度に不思議な力で復活しました。きっと、これが祈りの力なのだと確信しています。そして、今私が赤塚先生、聖書、ユダヤ、イスラエルを知ったことは、私が日本人としてのヤマト心を目覚めさせるきっかけとなりました。
そして、このことを学びなさい、伝えなさいという御先祖様の祈りが聞こえるのです。

⑤に続く…

魚本 理恵

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