キヅキの森で箱庭セラピー体験を出店させて頂きました

いつもお世話になっているつながるーむさんのイベント、キヅキの森で箱庭セラピー体験を出店させて頂きました。緊急事態宣言発令前でしたが、世の中が自粛ムードに入っていく中で、いつもと変わらずたくさんの方がお越しくださいました。私のブースもオープンからクローズまで、休むことなく賑わい、素敵な作品が次々と出来上がっては喜びの笑顔にあふれていました。今回の箱庭セラピーは、創作する前に簡単な心理テストをやってもらう遊びをしました。今の心の状態を知るというテストでしたが、短い時間なので私の方から答えを三択に絞り、それを選んでもらう形にしました。今回ブースに来てくれた人は10人中7名が同じ結果、「どれにも当てはまらない」と言われた方が2名、そして1名だけがその人達と違う結果となりました。この結果を見て、やはり類は友を呼ぶのだと言うことを感じました。そして面白いことに、たくさんあるミニチュア玩具の中で、その7名の見ず知らずの人達が選ぶものが見事にかぶるのです!人は見えない力で繋がっているのかもしれません。そして、「どれにも当てはまらない」と答えてくれた方は、最終的に考えた結果ご自分で「これかも」と選ばれた結果が、1名だけ違う結果になった方と同じだったのです!私は、これはとても面白いと思いました。実は、7名の方の心の状態は直感タイプでした。そして2名と1名の方は思考タイプだったのです。私はこの結果を見て、人は自由を感じなくなった時に初めて、自分がいつもどこかの枠にはめられていたことに気づき、「枠にはまりたくない」と、思考しだすのだということを目の当たりにしました。そして、最初から思考タイプを選んだ方の箱庭は、穏やかで自由な守られた空間という印象を受けました。この結果は、ひとつの事実です。事実は揺るがない現実でもあります。事実はひとつです。でも、その事実は受け止める個人によって異なるのだと思います。それが真実です。真実はひとつではない。いくつもある真実から、自分のみの事実を受け入れたときに、枠から外れ、自分を散らし、漂い、流され、小さくなると周りと調和するようになる。そしていつの間にかまた、枠にはまるようになる。私はこの事実さえ分かっていれば、現実を自分でクリエイトしていくことが可能だと知りました。自分は何者なのか。それを私は一番知りたいのです。誰も選ばなかった残りのひとつは、感情タイプでした。もし、自分の内面をもっと知りたいのなら、ぜひ箱庭を一人で作ってみてください。何度も、何度も、そしてそれをどう感じるのかを受け止めてみてください。私は箱庭と、いつでも待っています。

箱庭で使うミニチュア玩具を仕舞う作業をする。
いくつかの箱に種類別に分けて入れていく。 
乗り物、静物、動物、抽象物、キャラクター、ぬいぐるみ等、区別しやすいものもあれば、そうでないものもある。
ざっくりと素材別、大きさ別などにもカテゴリーの枠を増やして分けていく。
しかし、どのカテゴリーにも属さないものでいったん迷い始めると、今までの仕分けも間違えたのではないかと思い始める。
どのミニチュア玩具も取り残さずにやりきるためには、諦めずにどこかに共通点を見つけて、収めていく作業になる。


ミニチュア玩具達は、何も言わない。
素直にそこに居てくれる。
とても可愛いこの子たちを、私はこれからも大切にしようと思う。

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