[感情を絶滅させるな]
2023.1.22『coco箱』#54レポート

箱庭で、自分が気づかなかった感情が現れることがあります。これは、箱庭に自分の中にあるものを出すことによって、客観的に感じることができるからです。

「出す」ということは本来「出る」ということと考えるべきであり、自然現象なのであって、出たものが「在る」ということなのであり、もちろん無理やり出したりはしなくてもよいと思います。だから、「出す」ということが大事なのではなくて、それよりも「在る」ということを受け入れることが大事だと思います。

でも、在るものに気づかずにそのまま過ごすと、なぜか苦しくなったり、何かのきっかけで溢れ出してしまい、その時になって初めて自分の中に在ったものに気づいたりします。

一度気づいてしまえば、それは現実になります。現実になったものは無いものとして扱うことは難しくなります。
感情のように、目に見えないものは「在る」ものとして扱いにくいですが、箱庭を通すと見えやすくなります。

普段は見せなくてもいいのです、でもたまには感情が在ることを確かめて認めてあげてください。

それと、世の中には絶滅危惧種の感情が実はたくさんあります!
私達の住んでいる日本固有の感情も多くが絶滅しかかっています。
それは例えば、「情緒」という日本語で表されたりします。

誰もが持っている当たり前の感情や、まだ私達しか持っていない感情をシェアしあって、新しい世界を作ることが、人が自然に生きることに役立つのではないかと思います。

今回も素敵な作品ができあがりました✨
参加してくれたみなさまありがとうございました🥰💓

次回の『coco箱』は、2/12㈰ に開催します。

ご参加おまちしています✨

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