サメ軍団
じいじと箱庭③
タイトル 『サメ軍団』

じいじが箱庭に置いたもの。
サメ
じいじと箱庭の作品タイトルは、じいじ自ら付けている。
置いたものが何なのかも、
じいじが言った通りにしている。
じいじはサメが好きみたいだ、
理由は「強いから」
この2匹の関係は親子で食料を狩りに行った後自分たちの巣に帰るところ。
じいじは私が小さい頃から、
単身赴任でずっと家族と離れて一人で暮らす生活だった。
じいじの幼少期も、
7歳で父親を亡くし、
母親と離れ一人だけで遠くの親戚に預けられて育った。
じいじにとって二人以上の群れは軍団なのだろう。
いつでも一人で頑張って生きてきた、
じいじの中にいるいろんな人格が協力して生きてきた。
もしかしたら完璧な人間とは、
じいじの様な人なのではないかと私は思ってしまった。
完璧の語源は宝玉を傷つけずに元の場所に持ち帰るという故事が由来らしい。
生き物にとって一番の宝とは、
子であると私は思う。
サメの親子は狩から帰還した。
子は無事である。
サメの親は完璧に仕事を成し遂げた。
自分の中の素直さや遊び心を大切にして生きる人は、
どんな境遇でも、
子ども心という宝玉を守り抜いて人生を完璧に全うしようとする人だ。
また親子で遊ぼう、
時間の続く限り。







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レビー症のじいじは、普通の人が見えないものを見ることができます。
じいじの見ている世界が知りたくて、箱庭を作ってもらいました。
『じいじと箱庭』
じいじの箱庭に私が物語を書いた共同作品シリーズです✨
よろしくお願いします
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