育ちあうものたち
答えの出ない問題を問い続ける哲学母、理恵です。
昨日は、来年から幼稚園に入園予定の次男の新入園児面接に行ってきました。
最近、引きこもりがちだったので久しぶりに外に出ました。
寒かった…。
冷たい風が、ほっぺに食いついてくるみたいでした。
もっと、自分自身の体温を上げなければ…と感じました。
幼稚園には親子連れの人たちがたくさん来ていました。
みんなそれぞれの家庭を一生懸命作っているのだな…と考えていました。
家庭というのは、社会生活の基礎を築く場であるといわれます。
私は今のパートナーと夫婦になる前に、このことを意識していたかというと、全く何も考えていませんでした。
でも、結婚生活をしてみて、もっとお互いの考えを擦り合わせておく必要があったかもしれないなと反省しています。
もちろん今からでも全然遅くはないと思いますが、人間というのは心理的に一度バイアスがかかると、慣れた行動や考え方を変えるのがとても苦手な性質を持っています。
だから、早いうちに自分の考えを伝えあう習慣はつけておいた方がよいと思います。
どんなことにおいても、やはりコミュニケーションは大切だと思います。
結婚に対する考え方は、いろいろあるかもしれませんが、私は単純に考えて、「仲間になりましょう。」ということだと思います。
仲間というのは、一緒に物事を行う者、同類、相棒…というようなことだと思います。
仲間は増えるとその力も大きくなっていきます。
その増やし方の一つが、「見つける」ということです。
日本の法律上は結婚という形で仲間を見つけることは、たった一人が限界です。
しかし、仲間の増やし方がもう一つあります。
夫婦になれば「作る」ことができるからです。
それは、子どもを作るということです。
子どもを作るということは、基本的には共同作業であり、一人ではできません。
だから、「結婚」はそういう時にとても役に立つばあいがあります。
子どもを作るのに協力してもらう為には、女性、男性に関わらず、相手に対して印象をよくしなければいけません。
そこで「子どもがいたら、こんなにいいことがあるよ。」とプレゼンテーションします。
そのためには、プレゼンの資料を集めなければなりません。
必然的に、子どもに関する勉強をすることになります。
そうすることによって、自分でも子どもがいかに素晴らしいかを改めて落とし込めることになります。
もちろん、メリットがあれば、デメリットやリスクもあります。
そこをどうするかもちゃんと考えてプレゼンすることが大切です。
そして、お互いが同意の上、晴れて契約成立です。
…これは、あくまで私の勝手な例え話です。
結婚したから、子どもを作ることが当たり前だとも思いません。
なにが言いたかったのかというと、なんでも一から作り上げていくことは大変だということです。
そして、何をするにも一人ではできないということを改めて思いました…。
人間関係において一番大切なのは、信頼関係だと思っています。
どんな時も、お互いがお互いを助け合える関係が理想ですが、そこが一番難しいところかもしれません。
だから、多少窮屈でも結婚という制度はありがたいなーと思っています。
そして、家族の存在にはいつも感謝しています。
「仲間」とは育ちあうもの。
私にとっての身近な仲間を、もっと大切にしようと思いました。