本能のままに生きる
新年あけましておめでとうございます。
今年も、ほかならぬ世界をお届けします。
箱庭アーティスト、理恵です!

お正月は家族でゆっくり過ごすことができました。
現代人は忙しい…。
大人も子どもも、本当に忙しいと思います。
私はこの三箇日、自分の心と体に任せて時間を過ごしてみるという試みをしてみました。
どういうことかというと、基本食べたいときに食べて、寝たい時に寝るというだけです。
そうすることで、あることがわかりました。
現代人が本能に従った行動をするためには、自分で意識的にそれをするしかない。
自分の基本的な欲求は何なのか、本能で感じて理性で動くしかない。
これは一見、相反するように感じます。
本能と理性が互いに反対の関係にあるような気がするからです。
「本能のままに生きる」とは、理性を振り払って何も考えないようなイメージがあるかもしれません。
でも実際、理性を振り払って100%本能で行動ができるとしても、それはもはや自分の記憶にはなりません。
現代人にとって、本能のままに生きるということは、とても高度なテクニックがいることだと感じました。


具体的にどんなことをしてみたかというと、昼寝です。
ゆっくり過ごそうと思っていても、私のばあいは家でもやりたいことが山ほどあるので、ついあれもこれもと考えているうちに「あー!時間がない!!」ということになってしまいます。
だから、普段は昼寝をするなどということは、時間がもったいなくてなかなかできません。
この「時間がない。」という感覚は、ストレスに繋がります。
この状態でゆっくりするということは、まず不可能です。
なぜなら、ゆっくりするということ自体に禁止令がかかっているからです。
こんな時に、側で人にゴロゴロされたらムカッとくると思います。
でも、こんな風にイライラしているときは大概、体が疲れているのです。
ストレスで感情が乱れているときは、体が送っているメッセージを受け取ることがうまくできないのです。
だから、こんな時ほど理性的になる必要があります。
理性で本能に語りかけてあげます。
「疲れているね…ちょっと休みたいね。」
すると、本当に眠くなってきます。
ここで理性が揺れ動くと、眠気は減少し、ストレスは残ってしまいます。
でも、それはかまわないと思います。
ストレスが完全に消えることはまずありえません。
ストレスは消すものでなく、受け止めるものだからです。
理性で受け止めて、理性で受け流すのです。
このイメージができれば、受け止めたストレスを、適切でないところに出してしまうことはありません。
では、どこに流せばいいのでしょうか?
実は、この「受け流す」ということが最も難しいのです。
これを本能のままにやれるようになろうと思ったら、ひたすら理性を鍛え上げなくてはなりません。
私は、まだまだです…。
ご褒美がもらえないと、理性をコントロールすることができません。
だから、昼寝は、私にとっては「お年玉」のようなものなのです。

普段使わないような、贅沢な時間の使い方をして、日ごろのストレスを解消し、気持ちを新たにすることができました。
贅沢をしたおかげで、ない!ない!と思っていたのに、私には時間がたっぷりあることにも気づきました。
感謝して、大切に使っていこう。
良いスタートになりました!
2015年は、自分が一番大好きなとびっきりの笑顔でいこう!!!
今年もよろしくお願いいたします。(^^)/
