遊びという名のセラピー
理恵でっす。
箱庭療法というのは、遊戯療法です。
これは、遊び心を用いることで、心に退行という現象が起こり、子どもの頃の気持ちに戻ることで癒される効果があるのです。
遊び心を活発にさせるためには、右脳を使うのがいいらしいです。
私はたまにお箸を左手で使っています。
私は元々右利きなのですが、左手は右脳に繋がっているので右脳の活性化に良いのです。
わざわざ使いにくい左手を使って食べるので、食事にいつもより時間がかかります。
なのでこれも、一つの遊び心と言えるかもしれません。
心に余裕がないときは、時間がもったいなくてやりません。(笑)
なぜ、利き手というものがあるのでしょうか?
これも、人間がいろいろ持っている思い込みの一つです。
お箸は右で持つものだという思い込みがあれば、左手でうまく使えなくても気にならないし、右手さえあれば問題ないわけです。
しかし、そのあたりまえだった見方を変えてみることで、左手も使える自分という新しい可能性が見えてきます。
可能性というのは、始めはただの石ころに過ぎません。
だから、風景の一部だと捉えて見過ごしてしまうものだと思います。
ただの石ころに何かを感じて、興味を持った瞬間からそれは可能性に変わります。
でも、それはまだ形としては、何にも使えないただの石ころと同じです。
そこに一貫性のある愛情というものを注ぐと、さまざまなものに変化していくのだと思います。
この一貫性のある愛情というものに、遊び心が深く結びついていると思うのです。
一貫性のある愛情というのは、人間がこうありたいと思う欲求であり、本能です。
本能的に人間というのは、「遊びたい!!!」…のだと私は思います。
遊びが足りていないと、生活で応用が効かなくなります。
いつも同じパターンにはまっていると、イレギュラーが起こったときの柔軟性に欠けるのです。
遊びが足りていないな…と感じたときに、箱庭はとても手軽に遊びを補うことができます。
遊び心のある人は魅力的です。
そんな素敵な心にたくさん出会える箱庭セラピストってやっぱり素晴らしい~っと、思う今日この頃なのでした…。