[Happiness Is ……]
2023.2.12『coco箱』#55レポート
今回は、私の箱庭イベントに続けて来てくれている人達の集まりになりました。気のおけない仲に安心してしまい、迎えるときに息子に言うように「おかえり」と言ってしまいそうになります。そして、かつて私に同じように「おかえり」と言ってくれた人達のことを思い出します。
みんなに「ありがとう」と言いたいです。
人は過去を繰り返しているという考え方があります。
それは、子どもの頃に叶えられなかった願いを叶えるために繰り返されると言われています。
そのひとつにユング心理学の考え方で、グレートマザーの元型として箱庭に現れることがあります。
精神的にも身体的にも優しい母のような愛情で満たされていると、人は感情が穏やかでいられます。逆にそれが満たされないと不安定になります。
フロイトによると、このような愛情の欲求はリビドーと言われ、主に性的欲求に由来されるものとされています。このリビドーが、グレートマザーの元型と関わっていて、無意識に象徴として出てくることがあります。
性的欲求とは、子孫繁栄の欲求であり生き物の本能的な力によるものです。いわば生きる力ともいえる大切な欲求です。生産するにはエネルギーがいるのは当たり前であり、それはクリエイトする力とは少し違うと私は感じられます。
クリエイトする力は技術やスキルに当たります。クリエイティブな仕事をするためにはやる気、自信、技術、スキルを要しますが、やる気と自信というエネルギーを、技術やスキルを使ってクリエイトして形づくるということだと思います。
技術やスキルの中には抑制ということも含まれます。やる気と自信というエネルギーが多い人は、形づくる技術やスキルが未熟な場合、抑制という技術を使って欲求を抑圧(我慢)し、やる気と自信を押えつけます。
我慢とは辛抱とも言い替えられますが、辛さを抱きかかえるということです、これは体、特に内臓が丈夫な人が使える技術だと思います。
目的(欲求)を見つめ直したい人が、箱庭で原点に戻ると、抑圧していたものが現れ、それと対自し、受けいれることで成長し楽になっていきます。
辛抱して技術やスキルを磨き続けてきた人は、放ったエネルギーを必ず目的地にたどり着かせ、芽を出し、花開かせることができると思います。
今回は、ちょっと頑張った素敵な作品ができあがりました✨
参加してくれたみなさまありがとうございました殺
次回の『coco箱』は、3/19㈰ に開催します。
お申し込みはこちらからお願いします
https://bit.ly/3YylDJK
ご参加おまちしています✨